語学留学希望者の中には、英語ではない外国語を学びたい人もいるはず。
今回は、ドイツ語を学ぶメリットについてお話しします!
ドイツ語を学ぶ4つのメリット!!
世界第4位経済大国ドイツ
ドイツといえば、なにを思い浮かべるでしょうか?
メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェなどの自動車ですか?
それとも、バイエルなどの製薬会社?
シーメンス、ブラウン、ケルヒャー、ミーレなどの電気機器?
プーマ、アディダスなどのスポーツ用品?
ペリカン、モンブランなどの万年筆?
しかし今現在、ものすごい勢いで世界中で広がっているドイツといえば…
実はスーパーマーケット。
ALDI(アルディ)、Lidl(リドル)、METRO(メトロ)など、ディスカウントスーパーを中心に世界進出。
アルディは、ヨーロッパのみならず、アメリカ、オセアニアでも大成功をおさめています。
知らず知らずのうちに、ドイツのモノを手にしているかもしれませんよ。
❝『ALDI』と『こんまり』の流行は人類への警告⁈❞
英国のEU離脱(ブレグジット)に備えて、金融機関をはじめ、多くの企業がドイツへの移転を検討しています。
今後、ますますヨーロッパの中心的存在になっていくであろうドイツ。
ドイツ語が、将来有利になる言語として、さらに確立していくことでしょう!
ドイツ大学入学への道が開ける
ブリティッシュ・カウンシルによる26ヶ国の大学の国際化に関する調査では、ドイツの大学が首位に立っていると報告されているようです。
ドイツの大学が最も国際化されているとの調査結果(5月6日)
経済大国を突き進む理由のひとつとして、教育制度が整っていることが考えられます。
ドイツ語をマスターすれば、ドイツで大学に通うチャンスが訪れますよ。
海外で大学進学を希望している人には必見です!
ドイツの大学は無料!!!
驚くことに、ドイツでは、無料で大学に通えるのです!!!(多少の手数料はかかります)
しかも、電車やバスのチケットが無料!!!(小中高生は支払うのに…)
学割が使える場所も多く、特典付きまくり!!!
生徒たちが、バイトなどをして勉学の時間を割いてしまわないようにとの配慮でしょう。
こんなに大学生に優しい国は少ないはずです。
ドイツの大学に入学するには、基本的にドイツ語が必要になります。
英語のみで履修できる大学、学部もありますが、数としてはそんなに多くはありません。
大学入学には、ドイツ語レベルC1を最低基準に設定している大学がほとんど。(例外あり)
レベルについては、こちらをご参照ください。
文部科学省「諸外国の教育統計」平成30(2018)年版を見てみましょう。
【2014年学費年間平均額の例】
- アメリカ州立大学
ユタ大学 7,835ドル (約79万3,000円)
ニューヨーク州立大学(オルバニー校) 8,302ドル (約84万1,000円)
テキサス大学(ダラス校) 10,864ドル (約110万円) - アメリカ私立大学
シカゴ大学 49,380ドル (約500万円)
ハーバード大学 43,938ドル (約444万9,000円)
マサチューセッツ工科大学 45,016ドル (約455万8,000円)
スタンフォード大学 44,757ドル (約453万2,000円) - イギリス国立大学 9,000ポンド (約157万1,000円)
さらに生活費も必要になりますので、親泣かせの金額です…
海外の大学に行ってみたい!でも、高額すぎて断念…
そんな方は、ドイツの大学を狙ってみてはいかがでしょうか?
- ドイツ州立ボン大学 282ユーロ (約3万8,200円) ※この金額は授業料ではなく、半年分の諸経費
ドイツ語さえ勉強すれば、ほぼ無料で学士や修士を取得することができるんです!
自分の意見をしっかりと言えるようになる
日本の学校教育は、いまだに受け身教育です。
なぜ他の人はそう思うのだろうと考える前に、とにかく教科書に書いてあることを暗記する。
先生のいうことをノートにメモする。すべてにおいて受け身なんです。
私の住んでいるドイツでは、学校の授業では発言することがとても重要です!!
どんなにテストの点数が良くても、発言しない子は成績も悪くなります。
テストの点50%、発言50%。
答えがわかっている、わかっていないに関係なく、とにかく手をあげて、何か発言する。
先生にあてられてから考えるなんてこと日常茶飯事。
正解、不正解よりも、自ら発言することが大切とされています。
ドイツの教育に興味のある方は、こちらから動画をご覧ください。
❝日本の「ゆとり教育」は本当に失敗だったのか?❞
小学校の授業内でも、プレゼンテーションをすることもあります。
幼い頃から、互いに発言し、意見をぶつけ合う機会も多いのが特徴です。
そんな環境で育ってきた子たちと学ぶ大学生活。
日本人的に受け身状態でいては、共に歩んでいくことはできません。
同じように自分を主張し、『集団』としてではなく、『個』として存在していく必要があります。
そして、『個』として、自己表現できることは、グローバル社会で生きていく上で不可欠な要素です。
ドイツ人学生と一緒に学ぶことで、世界規模で活躍できる人間としてのメンタルを鍛え、養うことができます!
ドイツは質の良い暮らしができる
コンサルティング会社マーサーが行っている「2019 QUALITY OF LIVING CITY RANKING」の結果。
1.ウィーン(オーストリア)
2.チューリッヒ(スイス)
3.バンクーバー(カナダ)
3.ミュンヘン(ドイツ)
3.オークランド(ニュージーランド)
6.デュッセルドルフ(ドイツ)
7.フランクフルト(ドイツ)
8.コペンハーゲン(デンマーク)
9.ジュネーブ(スイス)
10.バーゼル(スイス)
世界で暮らしやすい都市のランキング10位までに、ミュンヘン、デュッセルドルフ、フランクフルトの3都市。
30位までには、ベルリン、ハンブルク、ニュルンベルグ、シュトゥットガルトを含め、合計7都市がランキングされています。(住宅事情、娯楽、経済環境、教育制度、交通機関、医療制度、政治や文化的環境といった要因をもとに評価)
海外で生活する際に気になるのが『暮らしやすさ』。
世界ランキング30位までに、7都市も選ばれているドイツ。
緑も多く、理想的な、質の良い暮らしが待っています!
ちなみに…日本は49位の神戸が最上位都市です。
ワーキングホリデービザ協定国
2000年12月から開始されたドイツと日本のワーキングホリデー制度。
ワーキングホリデービザを取得すると、1年(365日)まで滞在できるうえ、就労することも可能。
日独ワーホリ制度が開始されてすぐ、このビザを片手に日本へ入国したドイツ人男性がいます。
なにを隠そう、それは、わが家の旦那さん…
取得をすすめたのは、もちろん私!
確か、ドイツ人申請者最初の5人目くらいの先駆者です!
当時「地球の歩き方」に載っていたワーホリ申請者数の表を見ながら、「わ~、ここに入ってる!」と感動していたのを覚えています。
ワーキングホリデー・ビザに関しての詳細は、ドイツ連邦共和国大使館・領事館ホームページをご覧ください。
ワーキングホリデー・ビザ(以下、WHVビザ)制度は日独両国の合意に基づくもので、日本の若い人たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を 提供するためのものです。
滞在可能な期間は3ヵ月以上1年以内で、最長365日、AuPair以外の、ドイツのさまざまな職場で働くことができます。ただし、一つの職場での最長就労期間は6ヶ月までです。
WHVビザを申請できるのは1回限りですので、ご注意下さい。WHVビザを申請できる人
● 日本国籍を有していること
● 18歳以上であり、申請時に31歳に達していないこと
● 親族(子供など)が同行することはできない
まずワーホリ制度を使ってドイツに入国し、ドイツ語学校に通うことから始めてみることをおすすめします。
ドイツでの語学学校を紹介させていただきます!
デュッセルドルフ滞在の方は、有料にて現地サポートも可能です。
お気軽にお問い合わせくださいね!
まとめ
世界の共通語である英語を学ぶことは、グローバル社会で活躍していくには必須。
しかしながら、それプラスαでドイツ語を習得しておくと、経済的にもプラスになること間違いありません。
「ドイツ語って、どんな言語なの?」と気になる方は、こちらの【入門編】からチェックしてみてくださいね!
リズムに合わせて楽しく単語が覚えられますよ!
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