2020年オリンピックが日本で開催
令和時代が始まり、大きなイベントが日本にやって来ます。
7月24日から8月9日まで開催される東京オリンピックのために、世界各国から人々が日本を訪ねてきます。
メディアでも「TOKYO」「JAPAN」という言葉が飛び交い、日本への注目度、関心度もますますアップしてくるでしょう。
日本という国を多くの方に知ってもらい、国際社会において日本をアピールする絶好のチャンス!
国際的なイベントを成功させ、より一層日本経済を活性化していきたいところです。
増え続ける外国人観光客の数
こちらは日本政府観光局 (JNTO)の年別訪日外客数の推移になります。
ここ数年少し減ったとはいえ、過去50年間においての訪日外客数は劇的に増えているのがわかります。
(出典:日本政府観光局JNTO)
外国人旅行者の増加は、世界的な日本食ブーム、日本のアニメや漫画人気、もしかしたら日本を旅する外国人ユーチューバーやインスタグラマーなどの影響なのかもしれません。
「KAWAII」というハッシュタグで投稿されることも多くなってきました。
最近、ドイツの普通のスーパーでも「KAKI」「NASHI」と表示された果物を見かけるようになったり、「SHIITAKE」「SHIMEJI」なども販売されています。
西洋人にとって見慣れない日本の食材、買う人がいるのかなと観察していると、意外とあっという間に完売になっていることもあります。
ドイツでは、日本食=健康食というイメージも強いように感じます。
「KIMONO」「SAMURAI」「SUKIYAKI」のような言葉だけでなく、海外でも、日本語がそのまま浸透する場面が多くなった今、外国からの日本への興味も増え、ますます訪ねてくるお客さまも多くなってくるのではないでしょうか。
外国人旅行者が日本で困ることとは
下記は、観光庁が実施の「外国人旅行者に対するアンケート調査結果」です。
外国人観光客が旅行中に困ったこと、一番多かったフリーWiFi問題に続き、「コミュニケーション」がきています。
コミュニケーションに困った場所・場面では、「交通」「飲食」「買い物」が多くの割合を占めているようです。
公共交通機関における英語表記も増えてはきていますが、まだまだ改善の余地はあるように感じます。
(出典:観光庁)
ホテルだけでなく、飲食店、小売店なども、従業員への英語教育に力を入れていくことで、売り上げを高めていくことに繋がるのではないかと思います。
そして、駅での英語やローマ字での案内表示、飲食店での英語メニューなどを、もっと増やしていければ、より多くの外国人観光客が旅をしやすくなるのではないでしょうか。
私も以前、知り合いに頼まれてレストランのメニューを英語に訳したことがあります。
正直、こんな田舎にも英語メニューが必要になってきているのかと驚きました。
私たちだって海外に旅行したとき、言葉のわからない国で特に食べ物を注文する際、一体なにが出てくるのかドキドキしますよね?
それと同じ、訪日外国人旅行者たちにとって馴染みのない食べ物でも、漢字で書いてあるメニューだけではなく、英語表記されているだけで安心感が増すはずです。
見知らぬ土地で、店員さんから自分の知っている言葉で話かけられると、ホッとすると同時に、心が通じた喜びを感じますよね。
一生懸命に知っている言葉を駆使してコミュニケーションを取ってくれた店員さんが、旅の素敵な思い出の1ページを作ってくれた、そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。
もし外国人旅行者が、お店で何かを購入したときに、お店のスタッフさんが英語で接客できたなら「これを買ったお店の店員さんは英語が話せて、いろいろと観光地について教えてくれたんだ。」と嬉しい気持ちになり、より日本での旅を楽しむきっかけになるかもしれません。
もし外国人旅行者が、お店で何かを食べたときに、お店のスタッフさんが英語でメニューを説明できたなら「日本でこれを食べたとき、店員さんが丁寧におすすめの食べ物を説明してくれたんだ。」と、日本食に対しての更なる興味が深まり、再度日本を訪れてくれるかもしれません。
外国人と英語でのコミュニケーションができないことで、日本人の温かいおもてなし精神に弊害がでてしまっては残念です。
オリンピックを目前にした今こそ、英語を取り入れた外国人に優しい接客を試みることで、お店の売り上げがアップするだけでなく、従業員の視野も広がっていくのではないでしょうか。
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まとめ
毎年、新年の誓いとして「英語を始めよう!」という方は多いと思います。
目的をしっかりと持って学習することで、上達のスピードも加速していきます。
特に接客業をされている方は、この機会に専門性のある実用的な英語を学んでみてはいかがでしょうか?